【8月1日 AFP】テニス、シティ・オープン(Citi Open 2018)は7月31日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第3シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-2、7-6(7-4)でベルナルダ・ペラ(Bernarda Pera、米国)を下し、2回戦進出を決めた。

 第2シードのスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)は7-5、6-4でベタニー・マテック・サンズ(Bethanie Mattek-Sands、米国)にストレート勝ちし、連覇を狙う全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)の前哨戦初戦を白星で飾った。

 昨年の全米で初の四大大会(グランドスラム)優勝を飾った世界ランキング3位のスティーブンズは、1時間53分にわたる試合をこの日6本目のサービスエースで締めくくった。2回戦ではドイツのアンドレア・ペトコビッチ(Andrea Petkovic)と対戦する。

 2015年の同大会で初のWTAタイトルを獲得している25歳のスティーブンズは「今年もハードコートのシーズンが始まり、最高に興奮している」とコメントし、「まだ若いし、やらなくてはいけないことも、楽しみにしていることもたくさんある」と続けた。「始まったときから難しい試合になるのは分かっていた。忍耐強く、落ち着いて集中を保つ必要があった」

 また、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)の優勝者で世界ランク2位のキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)が、右脚の負傷により棄権したことで、スティーブンズは今大会のドローで最もランキングの高い選手になった。

 6月に行われたネーチャーバレー国際(Nature Valley International 2018)を制し、自身29回目のツアー優勝を果たしたウォズニアッキは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)で2回戦敗退となっており、7月30日の練習で右脚を痛めていた。ウォズニアッキは「少し長引いていた。回復を願っている」と話している。(c)AFP