【7月30日 AFP】男子テニス、ドイツ・オープン(German Tennis Championships 2018)は29日、シングルス決勝が行われ、予選勝者のニコラス・バシラシビリ(Nikoloz Basilashvili、ジョージア)が6-4、0-6、7-5で前年覇者のレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer、アルゼンチン)を下し、ATPツアー初優勝を飾った。

 世界ランキング81位で現在26歳のバシラシビリにとっては、これがATPツアーで3度目の決勝となったが、2016年はオーストリア・キッツビューエル(Kitzbuehel)で、昨年は米メンフィス(Memphis)で行われた大会でいずれも準優勝に終わっていた。

 バシラシビリは「(優勝は)私にとって非常に重要だ」と述べ、「ジョージア出身の選手として初めてATPのタイトルを手にすることができたのは、信じられないほど特別だ」と続けた。

「ATPのタイトルを手にするには、大変な努力が必要になる。特にATP500の大会ではね。それが報われたことが何よりも幸せだ」

 今回の優勝により、バシラシビリの世界ランキングはキャリアハイとなる35位にまで浮上し、かつてイラクリ・ラバーゼ(Irakli Labadze)氏が記録した42位を抜き、ジョージアの選手としては最高位をマークすることになった。

 一方、この試合に敗れたメイヤーは、過去5年で3度目となる同大会での優勝を逃した。(c)AFP