【7月30日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2018)第8戦、ラリー・フィンランド(Neste Rally Finland 2018)は29日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)が、初日からの首位を守り、今季2勝目を挙げた。

 2位にはシトロエン(Citroen)のマッズ・オストベルグ(Mads Ostberg、ノルウェー)、3位にはこちらもトヨタで、地元フィンランドの期待を背負ったヤリマティ・ラトバラ(Jari-Matti Latvala)が入った。

 レース結果は、タナックが3日目の八つのスペシャルステージのうち五つを獲得したことで、ほぼ確定していた。

 タナックは第5戦のラリー・アルゼンチン(Rally Argentina 2018)でも同様の形で勝利を挙げており、総合争いで3位に浮上。今大会で9位と振るわなかった総合首位に立つヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)との差を46ポイントに縮めた。(c)AFP