【7月29日 AFP】インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)は28日、米マイアミで行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は3-2でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)から勝利を収めた。米国ツアーを勝利で終えたシティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督だが、一方で新加入のリヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)が負傷交代するアクシデントも起こっている。

 ここまでICC連敗中のシティは、この日も監督の古巣をバイエルン相手に2点のビハインドを背負ったが、交代出場のベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)が1点を返すと、若手のルーカス・ヌメチャ(Lukas Nmecha)が同点ゴールを決め、最後はシウバの2点目で逆転に成功した。

 しかし、足首を痛めた様子で2回倒れたマフレズは、前半わずか27分に苦しそうな様子でピッチを後にした。イングランドサッカーのシーズン到来を告げる伝統の一戦、FAコミュニティーシールド(FA Community Shield 2018)が1週間後に迫る中、グアルディオラ監督としては、マフレズの状態を確認しながらプレミアリーグのシーズン開幕に備えることになる。

 その一方で、チームはマンチェスターへ戻る前の最後の試合で勝利を挙げることができた。大会初戦のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)戦、続くリバプール(Liverpool FC)戦を僅差で落としていたシティだが、指揮官が継続性を重視し、3戦連続で多く先発起用した若手がこの日は奮起した。

 グアルディオラ監督は「前の2試合のミスを分析し、それをバイエルン・ミュンヘン相手に修正できた。良いプレーをし、0-2からの難しい状況を乗り越えることができた」と話した。(c)AFP