【7月29日 東方新報】夏休み中の実習は大学生にとって「必修科目」だ。学生によって実習に対する期待度は異なる。自分の履歴書に新しい内容を加えたい者、次学期以降の就活の準備と考える者、専門スキルを身に付けたい者……。

 大学の夏休みに入ると、普段は静かな企業の職場が実習生でいっぱいになったり、いつもはほとんど参加する人のいない会議に実習生が大勢出席したり。夏季実習の需要の高まりにつれ、会社側の実習生受け入れのハードルは高くプロセスは複雑になり、企業と大学生の駆け引きはヒートアップしている。

■実習に至る最大の難関は面接

「恋人は?」「7人の小びとの名前は?」「ゾウを1頭あげたらそれで何をする?」「北京には幾つの地下鉄の駅がある?」「あなたがxxできるという証明をせよ」

 こういった質問が就職活動の面接でなされることは普通のことだが、このような「知恵比べ」的な質問は、実習の面接でも聞かれるようになった。

 夏季実習が当たり前になるにつれ、多くの大企業は夏季実習と新卒採用のプロセスを一体化している。人気職種の実習枠はますます入りにくくなり、実習受け入れのプロセスはますます厳格になり、筆記試験のほか面接も数回行われる。

 中国伝媒大学(Communication University of China)新聞学院の大学院生潘聡さんは、北京のある大型インターネット企業で実習中だ。今年の4月から、華為技術(ファーウェイ、Huawei)や碧桂園(Country Garden)など多くの企業で面接を受けた。

「今どきの実習の面接は、難易度が高い」と潘さんは言う。「大手はたいてい、2次から3次面接まである。中小であれば人事担当者が1回やる程度。ファーウェイを受けた時には、ストレス面接というのがあって、それから二つのグループに分かれてディベート。全くの初体験だった」

 なぜ、大企業の夏季実習の面接がかくも複雑になったのか? 「企業は夏季実習に参加した学生の中から優秀なものを選抜して雇用しようとするからだ」と潘さんはみている。「実習に参加した学生は、採用の第一段階である書類審査を速やかに通過でき、筆記試験あるいは面接へと直接進めるので、就職の近道となっている」