【7月25日 AFP】ロシア連邦捜査委員会(Investigative Committee)のヤロスラブリ(Yaroslavl)支部は23日、受刑者を拷問する看守らを捉えた映像を受け、看守6人の身柄を拘束したと発表した。

 問題の映像は人権団体「パブリック・バーディクト(Public Verdict)」が独立系紙ノーバヤ・ガゼータ(Novaya Gazeta)へリークしたもので、同紙が20日、公開した。テーブルに押さえつけられ、うめき声を上げ慈悲を請う受刑者に対し、制服を着た男18人が集団で激しい暴行を加える様子が約10分間にわたり映っている。

 映像は公開されたものの一部。ノーバヤ・ガゼータによると、2017年6月、ヤロスラブリの刑務所で撮影されたという。(c)AFP