【7月24日 AFP】男子テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で通算8度の優勝を誇るロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が、スケジュールの問題を理由に、来月カナダ・トロントで行われるロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2018)を欠場することになった。

 現在36歳のフェデラーは、1シーズンに出場する大会数について慎重に決める必要があると説明し、「今夏のロジャーズ・カップでプレーしないことになり、本当にがっかりしている。モントリオールで行われた昨年は素晴らしい時間を過ごせたし、カナダのファンの前でプレーすることをいつも楽しんでいる」と語った。

「しかし、これからも長くプレーしていくためには、スケジュールが重要になってくるので、残念ながら今年はトロントの大会を棄権することに決めた」

 世界ランク2位のフェデラーの代わりに、本大会にはフランスのジェレミー・シャーディ(Jeremy Chardy)が出場することになった。

 来月4日から12日までトロントのヨーク大学(York University)で開催されるロジャーズ・カップの主催者によると、今年はウィンブルドンの現王者であるノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)や世界ランク1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)らトップ20のうち19人が出場することになっている。

 大会の広報担当を務めるカール・ヘイル(Karl Hale)氏は、「今夏のトロントにロジャーがいないのは残念だ」と述べた。(c)AFP