【7月23日 AFP】引き続き熱波に覆われている日本列島では23日、埼玉県熊谷市で国内観測史上最高となる41.1度を記録するなど、各地で酷暑日となった。

 2020年に五輪開催を控える東京都では、青梅市で都内初の40度超えとなる40.3度を記録した。さらに全国十数か所を超える地域で気温が40度近くに達し、気象庁は熱中症への警戒を呼び掛けている。

 気象庁が先週発表した統計によると、7月前半の2週間で暑さが原因で死亡した人は少なくとも15人、入院した人は1万2000人に上った。共同通信(Kyodo News)によると、21日だけで11人の死者が出ており、死者数は今後さらに倍以上に増える恐れがある。(c)AFP