【7月22日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、バーバゾル選手権(Barbasol Championship 2018)は21日、ケンタッキー州ニコラスビル(Nicholasville)のキーントレースGC(Keene Trace Golf Club)で2日目が行われ、LPGAツアー通算8勝を誇るブリタニー・リンシコム(Brittany Lincicome、米国)は1イーグル、5バーディーを奪うなど1アンダー「71」で大会を締めくくった。

 結局36ホールを通算5オーバー「149」で終えたリンシコムは、前日の時点で2日目を済ませていた首位トロイ・メリット(Troy Merritt、米国)とは20打差をつけられ、女子選手として史上2人目のPGAツアー予選通過は逃したが、「78」をたたいた初日のラウンドからは大きく改善した。

 リンシコムはホールアウト後、3打目を直接ねじ込んでイーグルを奪ったパー5の17番をラウンドのハイライトに挙げた。「打ってすぐに少し短いと思った。スピンで戻ってきてしまうと思ったけど、実際は上に落ちてくれて、そこから戻ってきたときは『うそでしょ』と思った」と振り返った。「あれが今週のハイライト。最高だった」

 また、女子選手として史上6人目となる男子ツアー出場を果たす中で、精神面での闘いもあったと認めるリンシコムは、2日間を通して28本中22本でフェアウェーに乗せ、ドライバーの正確性は出場選手の中でも上位に位置していたが、パーオンしたのは36ホール中わずか16回にとどまった。(c)AFP