【7月21日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMG(Mercedes AMG)は20日、バルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が少なくともあと1年は、ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)とチームメートであり続けると明らかにした。

 F1で4度の総合王者に輝いた実績を誇るハミルトンが、メルセデスと2020年まで2年間の大型契約に合意したことを発表した翌日、チームはボッタスが2020年のオプション契約つきで来季も残留することになったと述べた。

 ボッタスは「本当にうれしいよ。このチームで働くこと、チームの精神、雰囲気、そして全員が懸命に結果を追い求めていく姿勢が大好きなんだ。自分も結果を出すために全力を尽くしていく。いつものように100パーセントの力を注ぐつもりだ」とコメントした。

 メルセデスのトト・ヴォルフ(Toto Wolff)代表は、「今季のバルテリは素晴らしいパフォーマンスを披露している。われわれのミスや彼の不運がなければ、ドライバーズ選手権では、彼がトップに立っていただろう」と述べた。

「2019年に向けてバルテリを選択する決断を下したのは、彼の紛れもないスピードや労働倫理だけでなく、人間性の問題もあった。ルイスを含めたチームとの関係において、彼はオープンで信頼できる人間であり、政治的な動きなどは一切ない。コンストラクターズとドライバーズ選手権の両方で強力なライバルと競う際には、そうした要素が必要になってくるし、それらはチームの価値観を映し出している」 (c)AFP