【7月31日 Xinhua News】中国寧夏回族自治区固原市彭陽県の乾地農法による段々畑ではこのところ、夜明けに美しい雲海が見られた。数十万ムー(1ムー=約0.067ヘクタール)の幾重にも重なり連なる段々畑が雲海に包まれた様子はまるで仙境だ。

 同県は1983年に成立して以来、環境立県の理念を堅持して植樹造林事業を推進し、全県の林木保存面積は1983年の27万ムー(1万8千ヘクタール)から、現在では203万8700ムー(約13万5913ヘクタール)まで増加し、森林率は27.5%に達している。環境の回復によって、75万ムー(5万ヘクタール)の乾地農法の段々畑では果樹栽培が進み、観光業の発展ももたらした。(c)Xinhua News/AFPBB News