【新華社カイロ】毎年6月から7月にかけて、エジプトの首都カイロではベリーダンス祭りが数回開かれ、世界各地からベリーダンス愛好者たちが千人規模で交流や学習にやって来る。ベリーダンスが中国で日ごとに流行するのにつれて、近年ではカイロのベリーダンス祭りに中国人ダンサーの姿も見られるようになった。

 今年の第20回「アハランワサハラン」(アラビア語で「ようこそ」の意)ダンスフェスティバルでは、中国人ダンサー閆国超さんがイベントの講師と審査員の1人として、米国、コロンビア、ウクライナ、日本、韓国のダンサー代表と一緒に自国の言葉で開会式のスピーチを行った。閆さんは、ここ数年中国ではベリーダンスが勢い良く発展していると考えている。

 中国人ベリーダンス講師 閆国超さん

 中国のどの都市でも、田舎でさえも、このダンスが存在するように感じる。このダンスは中国で非常に多くの人に影響を与えているが、それは世界でも同だ。

 【解説】ベリーダンス発祥の地であるエジプトには、自然と世界各地からベリーダンス講師が数多く集まっている。中国人を教え、そのパフォーマンスをしきりに賞賛する人も少なくない。

 エジプト在住のアルゼンチン人ベリーダンス講師 ソハールさん

 多くの中国人生徒に教えてきたが、皆素晴らしい。どう心で音楽を感じるかを知っていて、抜群の音楽センスを持っている。以前、中国に行ったことがあるが、ベリーダンスを教えるためにまた中国に行く予定だ。

 【解説】エジプトでもベリーダンスが順風満帆に発展してきたわけではない。2011年には政治の混乱の影響を受け、外国から学びにやって来るダンサーの数が大きく減り、多数のダンサーが外国に活躍の場を求めた。そしてこの状況が、ベリーダンスに国際化の機会をもたらすことにもなったのだ。

 中国人ベリーダンス講師 閆国超さん

 その時、多くのエジプト人講師がエジプトを飛び出した。まさにこの時期に中国のみならず世界各地でこのダンスがさまざまな変化を見せ始め、文化の根源に回帰するというトレンドが生まれた。

 【解説】ベリーダンスは中東地域を起源とし、19世紀末に欧米地域に伝わった。(c)新華社/AFPBB News