【7月20日 AFP】右肘靱帯(じんたい)の損傷によってマウンドから遠ざかっていた米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)が19日、リハビリとして投球練習を再開することが可能となった。

 24歳の大谷は、最後にマウンドに立った翌日の6月7日に負傷が判明。同日には、幹細胞による治療と多血小板血漿(けっしょう)(PRP)注射を受け、3週間後にはバットを振る許可が下りた。

 7月3日に指名打者(DH)として復帰して以降は、打率.250、1本塁打、2二塁打を記録し、シーズン通じての打率は.283となっている。

 大谷は負傷する前、先発登板した9試合で4勝1敗、防御率3.10、61奪三振の数字を残した。しかし、MLBのレギュラーシーズンは残り10週間となっており、大谷が今季中に投手として復帰できるかは不明である。(c)AFP