【7月20日 AFP】エジプト南部アスワン(Aswan)で、約4500年前の陶器工房跡が発見された。エジプト考古省が19日、発表した。

 考古省によると、この工房跡は、アスワンのコム・オンボ神殿(the Temple of Kom Ombo)周辺で行われていた地下水関連工事の最中に見つかった。ナイル川沿いに位置し、有名なギザの大ピラミッドが建設された第4王朝(紀元前2613~2494年)の頃のものと考えられるという。石でできたろくろなどが見つかっており、当時の日常生活や産業活動、芸術の発展の様子をうかがい知ることのできる貴重な発見となった。(c)AFP