【7月20日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はジョン・ボルトン(John Bolton)大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に対し、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)ロシア大統領による年内のワシントン訪問を招請するよう指示した。米ホワイトハウス(White House)が19日、明らかにした。

 サラ・サンダース(Sarah Sanders)米大統領報道官はツイッター(Twitter)に「トランプ大統領はプーチン大統領を秋にワシントンに招くよう@AmbJohnBolton(ボルトン補佐官のユーザー名)に指示し、それらの議論はすでに行われている」と投稿した。

 両大統領は16日、フィンランドの首都ヘルシンキで会談したばかり。トランプ氏は19日、サンダース報道官の発表に先立つツイッター投稿で、プーチン氏との「2度目の会談を楽しみにしている」と表明していた。

 トランプ大統領は16日の首脳会談で、2016年米大統領選にロシア政府が介入したことを否定するプーチン氏の言葉を受け入れるような態度を取ったことなどで、与野党からの批判を浴びている。トランプ氏は19日のツイートでこうした批判に対し、「ロシアとの首脳会談は大成功だった。国民の真の敵であるフェイクニュース・メディアを除いては」と反論した。(c)AFP