【7月19日 AFP】ラグビーウェールズ代表やブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)でキャプテンとして活躍したサム・ウォーバートン(Sam Warburton)が18日、現役を引退した。ウェールズラグビー協会(Welsh Rugby Union)と所属クラブのカーディフ・ブルーズ(Cardiff Blues)が発表した。

 ウェールズ代表として通算74キャップを誇り、歴代最多の49試合でキャプテンを務めたフランカーのウォーバートンだが、膝と首に手術を受けた影響もあり、昨シーズンは完全に棒に振っていた。

 現在29歳のウォーバートンはコメント文の中で「残念ながら、長期に及ぶ休養とリハビリ生活を経て、ラグビーから退く決断を下した。自分の健康と幸福を最優先とする中で、体はトレーニングに復帰する上で十分なものを取り戻せなかった」と述べた。(c)AFP