【7月19日 AFP】MLBオールスターゲーム2018(89th All-Star Game)に出場したボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)のマニー・マチャド(Manny Machado)遊撃手が18日、5選手とのトレードでロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)に移籍することが決定した。

 ドジャースはツイッター(Twitter)に、「ドジャースは本日、ライラン・バノン(Rylan Bannon)、ユスニエル・ディアス(Yusniel Diaz)、ディーン・クレマー(Dean Kremer)、ザック・ポップ(Zach Pop)、ブレイビック・バレラ(Breyvic Valera)とのトレードで、オールスターに4度出場したマチャドをオリオールズから獲得した」と投稿した。

 移籍期限の2週間前に決定した今回の取引により、今季MLB全体で2番目に低い勝率となっているオリオールズは若手有望株5選手を獲得し、今後に向けたチームの再構築を図る。一方のドジャースは、正遊撃手のコーリー・シーガー(Corey Seager)が負傷で今季絶望となった穴を埋め、1988年以来となるワールドシリーズ制覇を目指す。

 緊迫したナ・リーグ西地区で首位に立つドジャースはここまで53勝43敗という成績を収めており、2位アリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)とわずかに0.5ゲーム差、3位コロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)とは2.0ゲーム差となっている。同リーグではオールスターの休暇を終え、ほとんどのチームが20日に試合を再開する。

 26歳のマチャドはオールスターに4度出場しており、オリオールズ一筋7年間のキャリアで打率.283、977安打、162本塁打、471打点という成績を残している。

 今季は打率.315、24本塁打、出塁率プラス長打率(OPS).963という成績でオールスターに突入しており、いずれの数字もア・リーグのランキングで6位以内に入っている。(c)AFP