【7月22日 CNS】中国・北京市にある故宮(紫禁城、Forbidden City)の西華門を入った場所にある南大庫と南薫殿がまもなく公開される。

 計画では、今月中に南大庫と南薫殿内に展示品が配置され、第1期として主に歴代の清朝皇帝康熙帝(Emperor Kangxi)や乾隆帝(Emperor Qianlong)、雍正帝(Emperor Yongzheng)時代の宮廷家具が、庭園や書斎などシーンに応じて展示される。ほかにも、約200点の文化財が展示される。

 約3か月後に2期の展示、次いで行われる3期は主に南薫殿を展示スペースとし、明時代の家具を公開し、中庭での展示も予定している。

 同展では、南大庫と南薫殿の両方で合計2000点の明・清時代の家具が展示される。故宮博物院(Palace Museum)建設以来、最大規模の家具展となる。(c)CNS/JCM/AFPBB News