【7月19日 AFP】北キプロス沖の地中海で18日、移民らを乗せたボートが沈没し、少なくとも19人が水死し、最大30人が行方不明となった。現地の治安部隊が明らかにした。

 ボートが沈没したのは、トルコ政府だけが承認しているキプロス(Cyprus)島北部、北キプロス・トルコ共和国にあるカルパス(Karpas)半島の村、ヤルーサ(Gialousa、トルコ語名:イェニエランコイ Yeni Erenköy)の沖合。

 沈没当時は、シリア人と伝えられる150人が乗っていた。

 北キプロスとトルコの沿岸警備隊の共同作戦により、100人余りが救助された。(c)AFP