【7月18日 CNS】土壌や太陽光を必要とせず、野菜や果物などの植物はLED照明と栄養液のみでのびのびと成長し、おいしい食材が市民の食卓に並ぶ。

 中国・福建省(Fujian)安渓県(Anxi)湖頭鎮(Hutou)光電産業園にある植物工場は、従来の伝統や概念を覆す農業生産モデルだ。

 工場の研究員は野菜の育成、栽培など多種類のLEDライトや、異なる植物に対応した専用の栄養液の開発に成功し、産業化に応じた約10種類の水栽培の品種を選び出した。

 また、イチゴなどの果物や、金線蓮(きんせんれん)、セッコクなどの高価な薬草の自動化生産も研究中で、新薬の原料生産と加工研究に対しても大きな成果を出している。(c)CNS/JCM/AFPBB News