■男性は頑固

「文明化された民主主義社会で、人口の半数(を占める女性)の権利を剥奪するべきではない」と、新聞のコラムニスト、ハジラ・ムムターズ(Hajrah Mumtaz)氏は言う。

 地方議会の議員であるビスミラ・ヌール(Bismillah Noor)氏は、今回ムラサキフトモモの木の下での集会を開いたが、男性は頑固だと言う。「2001年から取り組んできたが、誰も私の話を聞いてくれない」と話し、「2005年に男性たちは、彼らの家の女性たちは選挙に行きたくないと言っていると私に話した。だから無理強いはしなかった」と続けた。

 フォージア・タリブ(Fouzia Talib)さんは、モーリプールで行われた2015年の地方選挙で、女性ではただ一人投票に行った。タリブさんは村八分にされた。

 タリブさんは、7月25日に行われる総選挙に行くかどうか迷っている。反発を受けてまで、この地域にほとんど何もしてくれない政治家に投票する価値があるとは思えないからだ。「成り行きに任せる」とタリブさんはAFPに述べた。(c)AFP/Khurram SHAHZAD