【7月17日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は16日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領を博識で会話に長けた人物と称賛した。

 フィンランドの首都ヘルシンキで行われた米ロ首脳会談の共同記者会見後、プーチン氏はロシア政府系テレビ局「第1チャンネル(Channel One)」のインタビューに応じ、トランプ氏について「資質のある人物で、物事に精通している。議論をよく聞き、理解している」と語った。

 一方で「議題によっては自身の意見に固執することもある」とも述べ、例としてイラン核合意からの離脱をトランプ氏が決断したことを挙げた。

 さらにプーチン氏はトランプ氏を「会話上手」と評価し、「ほとんどの人が彼のことを根っからの実業家だと考えているが、私はそう思わない。彼は今や政治家なのだから」と指摘。また、「とりわけ有権者や国民の声に耳を傾ける方法を心得ており、その点において彼はよくやっていると思う」などと語った。(c)AFP