【7月16日 AFP】Jリーグ1部(J1)のサガン鳥栖(Sagan Tosu)に加入した元スペイン代表フェルナンド・トーレス(Fernando Torres)が15日、入団会見に臨み、チームの勝利のために全力を尽くすと語った。

 イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)やチェルシー(Chelsea)でプレーし、2015年から復帰していたスペイン1部リーグの古巣アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)を今夏退団したトーレスは、サガンで背番号9をつけることになる。

 スペイン代表としてW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)で優勝を果たしたトーレスは、「全力を尽くす。常に熱心に取り組んでいくつもりだ。チームの勝利に貢献したい。それが一番大事なこと」と語った。

 多くのオファーを受けていたというトーレスだが、最初に「一番の関心」を寄せてくれたサガンを選んだと明かした。またトーレスはサガンでプレーすることは、サッカーの面でも文化の面でも「挑戦」になるだろうと付け加えている。

 会見に同席したサガンの竹原稔(Minoru Takehara)社長は、クラブがトーレスと「恋に落ちた」とコメントした。

「うれしいです。選手たちは、(プレーの)質を改善したり、モチベーションを高めることができるのではないかと思う。それが良い結果につながっていくだろう」 (c)AFP