【7月16日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)から、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)へ移籍したクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が15日、正式な入団発表を前にチームの本拠地トリノの空港に降り立った。

 ユベントスはクラブの公式ツイッター(Twitter)アカウントで「クリスティアーノがトリノに到着!」と報告し、トリノ空港(Torino Airport)に降り立った自家用機の前で、恋人のジョルジーナ・ロドリゲス(Georgina Rodriguez)さんを横にポーズを取るロナウドの写真を添付した。

 さらにユベントスは、着陸時の動画も投稿。ロナウドは親族とともに自家用機のステップを下りた後、クラブ関係者の手引きで黒い窓の車にさっと乗り込んでいる。

 ロナウドは10日、移籍金1億ユーロ(約132億円)でのユベントス移籍を発表し、世界を驚かせた。当初、イタリア到着は16日の午前中になるとみられていて、国内紙レプブリカ(La Repubblica)は最大2万人のファンが空港で出迎える見込みだと報じていた。しかし、本拠地アリアンツ・スタジアム(Allianz Stadium)でメディカルチェックを受けたあと、16日の夕方からメディア向けの入団会見に臨む予定となっている。

 レアルでここ5回の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions Leagues)のうち4回を制し、バロンドール(Ballon d'Or)に通算5度輝いているロナウドは、3000万ユーロ(約39億円)と報じられた年俸で、ユベントスとの4年契約に署名する。イタリアメディアは、クラブがロナウド獲得に使う資金は、総額で3億5000万ユーロ(約460億円)に達すると報じている。

 レプブリカによれば、ロナウドは16日の午後、すでに新シーズンに向けて始動しているチームとの顔合わせを行うが、本格的な合流は月末の米国遠征からになるという。(c)AFP