【7月16日 AFP】15日に行われたテニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)の男子シングルス決勝に勝利し、優勝を飾ったノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が、今回もセンターコートの芝を口にして自身4回目の大会制覇を喜んだ。

 ジョコビッチは、奮闘はしたものの疲労の色の濃いケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)を6-2、6-2、7-6(7-3)のストレートで下し、2011年、2014年、2015年に続く大会制覇を果たした。四大大会(グランドスラム)のタイトルは通算で13個目。体の状態と自信がなかなか戻らず、世界ランキングもここ10年以上で最低の水準にまで下降した1年を過ごした末の優勝だった。

 31歳となったジョコビッチは、「芝の味は最高だったよ。今年は自分へのご褒美に今までの2倍食べた」とコメントした。

 ウィンブルドンで優勝したジョコビッチがセンターコートの芝を口に含むのは、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破って大会初優勝を果たした2011年以来、ウィンブルドンのおなじみの光景となっている。(c)AFP