【7月16日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は15日、クロアチアとの決勝を4-2で制したフランスの優勝で幕を閉じ、今大会で計6得点を記録したイングランド代表のハリー・ケイン(Harry Kane)が、同国出身選手としてはギャリー・リネカー(Gary Lineker)氏以来32年ぶりとなる大会得点王に輝いた。

 イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)でプレーするケインは、チュニジアとの大会初戦で2得点を記録すると、パナマとのグループリーグ2戦目ではハットトリックを達成して得点を稼いだ。

 ベルギーとのグループ最終戦は、ギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督が主力を温存したため出場機会はなかったが、コロンビアとの決勝トーナメント1回戦ではPKを決めて得点数を伸ばした。しかし、その後のスウェーデンに2-0で勝利した準々決勝、クロアチアに1-2で敗れた準決勝、ベルギーに0-2で敗れた3位決定戦は無得点に終わった。

 ケインに2点差の計4得点で並んだ得点ランキング2位グループには、決勝で得点を記録したフランスのアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)とキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)、ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)、ベルギーのロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)、開催国ロシアのデニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)が名を連ねた。(c)AFP