【7月16日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2018)第9戦のドイツGPは15日、 MotoGPクラスの決勝が行われ、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が9連覇を達成し、総合優勝争いでのリードを広げた。

 世界王者のマルケスは、トップカテゴリーでドイツGPを6年連続で制しており、下位クラス時代にも3年連続で優勝を果たしている。マルケスは「ここで9連覇できるなんて信じられない」と語った。

 得意としているドイツのサーキットでポールポジションからスタートしたマルケスは、2位に入ったモビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi)を2秒196差で抑え、レースを41分5秒019でフィニッシュした。3位にはロッシのチームメート、マーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales)が続いた。

 年間王者争いで現在首位に立つマルケスはポイントを165まで伸ばし、2位ロッシとの差を46ポイント、3位ビニャーレスとの差を56ポイントまで広げた。(c)AFP