【7月15日 AFP】14日に行われたサッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)3位決定戦でイングランドを下したベルギーのエデン・アザール(Eden Hazard)が試合後、「何か違うものを見つけるときが来たかもしれない」と発言し、所属するイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)を退団するという臆測に拍車をかけた。

 2-0で勝利したイングランド戦で追加点を決めた27歳のアザールは、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)からイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に移籍したことを受け、レアルへの移籍がうわさされている。

 サンクトペテルブルク(St. Petersburg)でベルギーが同国史上最高成績を収めた試合後、アザールは「チェルシーで素晴らしい6年間を過ごした後で、何か違うものを見つけるときが来たかもしれない」と報道陣に語った。「残留するか、退団するかは私も決められるが、最終決定を下すのはチェルシーだ。でも僕がどこに行きたいのかは分かるでしょう」

 6シーズン前にフランス・リーグ1のリール(Lille OSC)からチェルシーに加入して以来、アザールは2014-15シーズンと2016-17シーズンの2度にわたってリーグタイトルを手にしている。 (c)AFP