【7月14日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)のアルバート・プホルス(Albert Pujols)が13日、左膝の炎症で故障者リスト(DL)に入った。同選手はエンゼルスが11-2で勝利した前日のシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)戦で、ケン・グリフィーJr.(Ken Griffey Jr.)氏と並ぶ通算630号本塁打を記録していた。

 現在38歳のプホルスは今季の通算成績で打率.252、本塁打16本、打点52を記録しており、成績が低迷した2017年と比べて出塁率、長打率がすべて上昇したほか、12日には3安打を放って通算安打数を3055本に伸ばし、同記録で歴代12位のリッキー・ヘンダーソン(Rickey Henderson)氏に並んだ。さらに、キャリア15回目のシーズン100打点以上も射程圏内にとらえており、達成すればアレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)氏と並ぶ最多記録を更新することになる。

 プホルスは故障者リスト入りの期間が10日間となっているものの、13日から始まるロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)との3連戦の舞台は敵地ドジャースタジアム(Dodger Stadium)となっており、ナ・リーグは指名打者制を敷いていないため戦力的には特に影響はなかった。オールスターゲーム2018(2018 All-Star Game)を前に、エンゼルスはこの3連戦が最後のシリーズとなっている。(c)AFP