【7月13日 時事通信社】トランプ米大統領は12日、先に訪朝したポンペオ国務長官に託された北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長からの親書を公開した。親書は6日付。原文と共にツイッターで公開された英訳によると、正恩氏は「今後の実質的な行動のプロセスを通じ、大統領に対する揺るがぬ信頼と信用がさらに強まることを願う」と記し、信頼醸成に向けた具体的措置を米側に促した。

 トランプ氏はツイッターで「金委員長からのとてもすてきな手紙だ。大きな前進があった」と主張した。6、7両日のポンペオ氏訪朝後、北朝鮮外務省は「米国は一方的かつ高圧的だった」と不満を示す報道官談話を発表。トランプ氏は親書公表を通じ、協議が不調に終わったという観測を打ち消そうとしたとみられる。

 正恩氏は親書で、6月12日の米朝首脳会談を「有意義な旅の始まりだった」と評価した上で、両国関係改善に向けたトランプ氏の取り組みに謝意を伝達。「朝米の新しい未来を切り開くことを目指す強固な意志、誠実な努力、そして私と大統領の比類なきやり方が、必ず実を結ぶと確信している」と強調した。(c)時事通信社