【7月12日 時事通信社】フランスのマクロン大統領は12日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議終了後に記者会見し、NATOが「より強力になった」と述べ、トランプ米大統領の関与継続表明を歓迎した。

 トランプ氏が国防支出をめぐって加盟国を批判したことで、米国がNATOを離脱するとの臆測も飛び交った。マクロン氏は、トランプ氏から離脱に関する発言は一切なかったと強調し、「各国首脳の間で協議された内容よりも(非公式な)コメントやツイッターが重視されてしまう」と懸念を示した。

 マクロン氏は米国を「偉大なパートナーであり同盟国だ」と称賛する一方、トランプ氏が天然ガス輸入を理由に「ロシアの捕虜」と痛烈に批判したドイツは「(フランスと)運命共同体で非常に重要なパートナーだ」と擁護。対立を深める欧州諸国と米国との間で巧みに立ち回った。(c)時事通信社