【7月12日 Parismodes.tv】仏パリで4日、「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」が18/19年秋冬オートクチュールコレクションを発表した。

 デザイナーのジャン=ポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)、ミュージシャンのナイル・ロジャース(Nile Rodgers)、歌手のカトリーヌ・ランジェ(Catherine Ringer)、アートユニットのピエール&ジル(Pierre et Gilles)、女優のロッシ・デ・パルマ(Rossy de Palma)がインタビューに応じた。

 喫煙か禁煙か――。 喫煙(smoking)という行為とこれまで手掛けた服との間で、巧みな言葉遊びを用い、再解釈したユーモアあふれるクチュールコレクション。

 フロントローには、ナイル・ロジャース、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、ロッシ・デ・パルマ、ウィンストン(Winston)、ノエミ・ルノワール(Noemie Lenoir)らの姿が。

 コレクションはメンズでスタート。エレガントなテールコート、大きなツートーンの毛皮のスカーフ、そして白いエプロンドレスにはパテントレザーのコルセットを合わせた。

 ウィメンズは、タキシードドレス、フロントに施された新しいボリューム感やベストの下のスリップ、薄手の袖が印象的。ベストやズボンはロンググローブやブーツになるようカットが施されている。

 透明なプリント付きのプラスチックトレンチを通して、白いベルベットのドレスがあらわになる。ビスチェはキジの羽で装飾されている。

 カップル、メンズとウィメンズ、繊細な花嫁の姿は、煙のように消える夢のようだった。(c)Parismodes.tv