【7月12日 AFP】イングランド・プレミアリーグのウェストハム(West Ham)は11日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)からウクライナ代表FWのアンドリー・ヤルモレンコ(Andriy Yarmolenko)を獲得した。チーム関係者は、マヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)新監督という相性抜群の指揮官の下でなら力を存分に発揮できるはずだと、プレミアでの活躍に太鼓判を押している。

 現在28歳のヤルモレンコは、キャリアの大半をウクライナのディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)で過ごした後、昨季ドルトムントに加入したが、リーグ戦18試合出場で3ゴールと不本意なシーズンを送り、1年でのウェストハム移籍を決めた。契約期間は4年で、移籍金は公表されていない。

 クラブのフットボールディレクターを務めるマリオ・ウシージョス(Mario Husillos)氏は、公式ウェブサイトで「彼と契約できるチャンスがあると分かった時点で、迷いはなかった。まさにわれわれが探していたタイプの選手だったからだ」と話した。

「マヌエル・ペジェグリーニは、彼のようなプレースタイルの選手にはぴったりの指導者だと思う。完璧なタイミングでの加入だと確信している。28歳とサッカー選手として最も脂がのっている時期だし、ウェストハムで何か大きなことを成し遂げてくれると大いに期待している」

 ヤルモレンコ本人も、プレミアでのプレーを楽しみにしていると語り、「プレミアは世界最高のリーグで、そしてウェストハムでは面白いプロジェクトが進行している。チームは大きなものを成し遂げたいと思っているし、胸の躍る挑戦だ」とコメントした。

 ウクライナの年間最優秀選手に4回輝き、代表で77試合に出場して35ゴールを挙げているヤルモレンコは、チームを残留へ導いたデビッド・モイーズ(David Moyes)前監督が退任し、ペジェグリーニ監督を迎えたチームにとって、このオフ5人目の新加入選手となる。

 チームはすでに、イングランド代表経験を持つMFのジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)と、高い評価を得ているDFのライアン・フレデリックス(Ryan Fredericks)を自由契約で獲得。さらに経験豊富なGKのウカシュ・ファビアンスキ(Lukasz Fabianski)を移籍金を支払って呼び寄せ、フランス・リーグ1のトゥールーズ(Toulouse FC)からは、U-21仏代表のイッサ・ディオップ(Issa Diop)をクラブ史上最高額となる2200万ポンド(約33億円)を支払って獲得している。(c)AFP