【7月16日 CNS】木材に彫刻刀を当てる。器用に刻み込まれた木彫りの人形は、顔立ちがよく、生き生きとしている。2000年近い歴史の中国・福建省(Fujian)ショウ州市(Zhangzhou)の木彫り人形「木偶頭(Muoutou)」は、無形文化遺産だ。2006年に登録されている。

 無形文化遺産継承者の楊亜州(Yang Yazhou)氏は、楊家の一派である「福春派」の操り人形の5代目継承者でもある。

 中国文化旅遊部と工業情報化部が共同で発表した国家伝統工芸振興リストにも、ショウ州市木偶頭の彫刻も収載されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News