【7月9日 時事通信社】エリトリアのイサイアス大統領とエチオピアのアビー首相は9日、エリトリアの首都アスマラで、「戦争状態の終結」などを盛り込んだ「平和と友好の共同宣言」に調印した。ロイター通信などが報じた。

 両国は国境紛争の発生以来20年にわたり対立状態にあるが、関係正常化と和平に向けて事態が大きく動きだした。

 イサイアス大統領とアビー首相は8日、アスマラで「過去20年で初めて」となる首脳会談を行った。共同宣言は「戦争状態は終わりを迎えた。平和と友好の新たな時代が始まった」と強調。政治経済や治安分野などで今後「緊密に協力」する方針を確認した。最大の懸案である国境問題については、オランダにある常設仲裁裁判所がかつて係争地のエリトリア帰属を認定していることを踏まえ「決定事項を履行する」と書かれている。(c)時事通信社