【7月9日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)は8日、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)戦の7回に代打で出場し、ソロ本塁打を放って4-3の勝利に貢献した。

 大谷は3-3の同点で迎えた7回、ジェフリー・マルテ(Jefry Marte)の代打として打席に立つと、J.T.シャーゴワ(JT Chargois)が投じた球速154キロの速球を中堅スタンドに打ち込んだ。大谷の本塁打は5月17日以来、今シーズン7本目となった。

 大谷は前日の試合で右膝に自打球を当てており、チームを率いるマイク・ソーシア(Mike Scioscia)監督は、その日の状態によって起用を見極めるとしていた。

「二刀流」の大谷は右肘靱帯(じんたい)の負傷でマウンドからは遠ざかっているが、チームは手術を回避して投手として復帰することを望んでいる。先月には多血小板血漿(けっしょう)(PRP)注射の治療を受けている大谷は、今月3日に故障者リストから復帰して以降、打者として17打数3安打の数字を残している。(c)AFP