【7月9日 AFP】今月17日に行われるMLBオールスターゲーム2018(2018 All-Star Game)の出場選手が8日に発表され、ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に所属するホセ・アルトゥーベ(Jose Altuve)二塁手が、ファン投票で最多となる484万票を集め、ア・リーグの先発メンバーに名を連ねることが決まった。

 今回が6度目のオールスター出場となり、今季は打率3割3分8厘でMLBの打率ランキングで2位につけるアルトゥーベは、「非常に満足している。この夢をかなえてくれたすべての人に感謝したい」とコメント。昨年はアストロズの球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献した28歳は、「私にとってオールスターは、野球の中で最も大切なことの一つだ。ファンと良い関係を築いているしね」と付け加えた。

 オールスターで両チームを指揮するのは昨年のワールドシリーズを戦った監督で、アストロズのA.J.ヒンチ(A.J.Hinch)監督がア・リーグを、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のデーブ・ロバーツ(Dave Roberts)監督がナ・リーグを率いる。

 ロバーツ監督は「球界を代表する選手と一緒にできることにわくわくしている。この真夏の祭典は素晴らしいものになるよ。彼らは世界最高の選手たちだ」とコメント。一方のヒンチ監督は「もっぱら才能に圧倒されている。一つの部屋にみんなを集められるなんて素晴らしいね。たくさんのスター選手を指揮することは、本当に目を見張るような経験になるだろう」と話している。

 今年のオールスターの顔ぶれの中では25人が初選出となり、全30球団から最低1人が選ばれた。オールスターの通算対戦成績は43勝43敗2分けで互角となっているが、1997年以降に限ると、ア・リーグが17勝3敗1分けと勝ち越している。(c)AFP