【7月9日 AFP】17-18NBAファイナルで2年連続2度目の最優秀選手(MVP)に選出されたケビン・デュラント(Kevin Durant)が8日、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)と再契約した。ウォリアーズは来季、直近5シーズンで4度目となるファイナル制覇を目指す。  

 ウォリアーズは新契約の年数、年俸などの詳細を明かしていないが、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)や米スポーツ専門チャンネルESPNなどのメディアは、デュラントの来季年俸は3000万ドル(約33億円)で、2019-20シーズンは年俸3100万ドル(約34億円)で延長できる選手オプションが付いていると報じている。  

 ウォリアーズはフリーエージェント(FA)だったデマーカス・カズンズ(DeMarcus Cousins)との契約にも成功しており、デュラント、ドレイモンド・グリーン(Draymond Green)、ステフェン・カリー(Stephen Curry)、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)に加え、5人目のオールスター選手をチームに迎え入れた。なお、オールスター出場選手5人が先発に並ぶチームが登場するのは40年ぶりとなる。

 2015年にファイナルを制覇したウォリアーズは、翌2016年こそクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)に雪辱を許したが、デュラントが加入してから直近2年のファイナルでは8勝1敗とキャバリアーズを圧倒している。

 デュラントはスイープで決着した今季のファイナル4試合で平均28.8得点、10.8リバウンド、7.5アシスト、2.0ブロックショットを記録し、2年連続のMVPに輝いた。2年連続のファイナルMVPは、レブロン・ジェームズ(LeBron James)、コービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏、シャキール・オニール(Shaquille O'Neal)氏、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏、アキーム・オラジュワン(Hakeem Olajuwon)氏に続き史上6人目。

 17-18レギュラーシーズンでデュラントは、1試合平均26.4得点、6.8リバウンド、5.4アシスト、そしてキャリアハイの1.75ブロックを記録している。(c)AFP