【7月9日 AFP】バドミントンのインドネシア・オープン(BLIBLI Indonesia Open 2018)は8日、男子シングルス決勝が行われ、桃田賢斗(Kento Momota)は21-14、21-9で大会第1シードのヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen、デンマーク)を下し、自身2度目の優勝を飾った。

 第1ゲームを11-1でリードする好スタートを切った23歳の桃田は、アクセルセンのアンフォーストエラーにも助けられてストレートで優勝を決めた。敗れた世界ランキング1位のアクセルセンは、桃田は勝利に値したとしてそのパフォーマンスをたたえている。

 2015年大会で優勝した桃田は、違法な裏カジノに出入りしていたことが発覚し、日本バドミントン協会(NBA)から1年間の出場停止処分を受けた。  

 2017年に復帰して以来、最大のタイトルを獲得した桃田は、「世界バドミントン選手権大会(BWF World Championships)とアジア競技大会(Asian Games、Asiad)を控えているので、この勝利の意味は自分にとって非常に大きい」とコメントしている。

 女子ダブルス決勝では、第2シードの福島由紀(Yuki Fukushima)/廣田彩花(Sayaka Hirota)組が21-14、16-21、21-14で松本麻佑(Mayu Matsumoto)/永原和可那(Wakana Nagahara)組との日本勢対決を制した。(c)AFP