【7月8日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)は7日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が6-3、4-6、5-7で台湾の謝淑薇(Su-Wei Hsieh、シェ・スーウェイ)に敗れた。

 世界ランキング48位の謝淑薇は最終セットでゲームカウント2-5と追う展開から巻き返し、全仏オープンテニス(French Open 2018)女王で世界ランク1位に立つハレプのサービングフォーザマッチのゲームでは、マッチポイントも防いだ。

 これがウィンブルドンで初めての16強となった謝淑薇は、次戦で8強の座をかけてドミニカ・チブルコバ(Dominika Cibulkova、スロバキア)と対戦する。

 32歳の謝淑薇は「世界ランキング1位に勝つのは初めて。最高の気分。最終セットで2-5と負けている状態だったけれど、観客が後押ししてくれた」とコメントしている。

 ハレプの敗戦により、世界ランクトップ10以内の選手で4回戦進出を果たしたのは、第7シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)のみとなった。またセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)にとっては、通算8度目のウィンブルドン制覇を後押しする結果にもなった。(c)AFP