【7月7日 AFP】タイのチェンライ(Chiang Rai)県にある洞窟に閉じ込められている少年サッカーチームの救出について、救助隊の代表者は7日、少年らの居場所に到達するため、山腹にある穴100か所以上で掘削作業が行われていることを明らかにした。洞窟の内部が冠水したり、子どもたちを潜水させて助け出すリスクが大きすぎたりする場合に備えてのことだという。

 この代表者は記者団に対し、「一部の穴は400メートルの深さがあるが、(少年らの)位置はまだつかめていない」と報告。「(子どもたちは)600メートル下にいると推測しているが、(正確な)目標は分からない」と述べ、正確な位置を突き止めるには技術が不足していることを明らかにした。(c)AFP