【7月6日 AFP】熱波に見舞われているカナダ東部ケベック(Quebec)州で、5日までの1週間の死者が33人に達した。当局が発表した。

 ケベック州モントリオール(Montreal)のミレーヌ・ドルーアン(Mylene Drouin)保健局長によると、死者のうち18人は同市内で報告された。大半が53~85歳の男性で、エアコンを使うことができない社会的弱者だった。

 カナダ環境省は、5日の最高気温を35度、体感温度を45度と予報している。しかし熱波が続くのは同日夜までで、その後数日間の気温は23~25度になる見通しという。

 モントリオール周辺では2010年にも、熱波で約100人が死亡している。(c)AFP