【7月4日 AFP】(更新)テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)は3日、女子シングルス1回戦が行われ、大会元女王で第24シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は、世界ランク132位のビタリア・ディアトチェンコ(Vitalia Diatchenko、ロシア)に7-6(7-3)、6-7(3-7)、4-6で敗れ、まさかの初戦敗退に終わった。

 シャラポワは、第1セットを先取して続く第2セットも5-2とリードし、簡単に勝利を収めるかにみえたが、最後はこの日目立ったダブルフォールトで万事休す。3時間以上の熱戦の末に逆転負けを喫した。

 2016年、2017年大会をそれぞれ薬物使用による出場停止とけがで欠場しているシャラポワは、これが3年ぶりのウィンブルドンで、オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC)で1回戦敗退を喫するのは初めて。四大大会(グランドスラム)での1回戦負けも、2010年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2010)以来となった。

 31歳のシャラポワは「1回戦負けの後はいつも気持ちの整理をつけるのが難しいけれど、失敗から学ぶ姿勢はなくさないようにしたい」とコメントした。

 予選を突破して本選に出場しているディアトチェンコは、2回戦で米国のソフィア・ケニン(Sofia Kenin)と対戦する。(c)AFP/Dave JAMES