【7月2日 AFP】男子テニスのプロツアーを統括する男子プロテニス協会(ATP)は1日、2012年まで開催されていた国別団体戦のATPワールドチームカップ(ATP World Team Cup)が復活し、2020年1月に復活後の第1回大会を開催すると発表した。

 ワールドチームカップは1978年から2012年まで独デュッセルドルフ(Dusseldorf)で開催されていたが、廃止となっていた。新しい大会には24チームが参加し、2020年大会の賞金は1500万ドル(約17億円)、ツアーのランキングポイントも与えられる。

 ATPのクリス・カーモード(Chris Kermode)会長は「この結果に至ったことをうれしく思う。大会がATPツアーの在り方に変化をもたらすはずだ。これによって、シーズンを団体戦の一大イベントで始めることができ、現行のスケジュールへの影響も最小限にとどめられる」とコメントした。(c)AFP