【7月8日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は7日、準々決勝の試合が行われ、クロアチアは2-2の同点で迎えたPK戦を4-3で制し、開催国ロシアの希望を打ち砕くと同時に、イングランドとの準決勝に進出した。

 イヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)がPK戦の決着をつけたクロアチアが準決勝に進出したのは、1998年フランス大会以来となり、同日に行われた試合でスウェーデンに2-0で勝利したイングランドとは、11日にモスクワのルジニキ・スタジアム(Luzhniki Stadium)で対戦する。

 ロシアは延長後半10分にブラジル生まれのマリオ・フェルナンデス(Mario Fernandes)がヘディングシュートを決め、土壇場で同点に持ち込んだものの、迎えたPK戦でフョードル・スモロフ(Fyodor Smolov)とフェルナンデスが失敗した。

 試合は前半32分、デニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)のミドルシュートが決まり地元ロシアが先制したが、対するクロアチアはその8分後、アンドレイ・クラマリッチ(Andrej Kramaric)のゴールで同点に追いついた。

 そして試合は1-1のまま延長戦に突入し、クロアチアが延長前半11分にドマゴイ・ビダ(Domagoj Vida)のゴールで均衡を破ると、ロシアはFKからフェルナンデスがヘディングで得点を記録した。(c)AFP