【7月1日 AFP】バドミントンのマレーシア・オープン(CELCOM AXIATA Malaysia Open 2018)は30日、男子シングルス準決勝が行われ、桃田賢斗(Kento Momota)が21-13、21-13で大会第4シードスリカンス・キダンビ(Srikanth Kidambi、インド)に勝利し、第7シードのリー・チョンウェイ(Chong Wei Lee、マレーシア)との決勝に駒を進めた。

 桃田はわずか42分でキダンビに快勝し、これで直近21戦負けなし。リー・チョンウェイとは4月のアジア選手権(Badminton Asia Championships 2018)準決勝で対戦し、同選手を破ると、決勝ではリオデジャネイロ五輪金メダリストのチェン龍(Long Chen、チェン・ロン、中国)からも金星を挙げて大会を制している。

 チョンウェイも「マレーシア・オープンで12回目の優勝という夢をなんとか実現し、明日も良いプレーをしたい。モモタは大きく成長している選手。バドミントンの世界を支配できるだろう…僕が引退したらね。ただ、明日は決勝を楽しんで、ベストを尽くしたい」と話した。

 35歳のチョンウェイは、過去にマレーシア・オープンを11回制している今大会の優勝候補。この日の準決勝ではインドネシアのトミー・スギアルト(Tommy Sugiarto)を21-18、21-15で難なく退けている。(c)AFP