【6月29日 AFP】スペイン南部セビリア(Seville)で、実の母親と女きょうだいを自宅で監禁していたとみられる男(35)が逮捕された。母親と女きょうだいは、同じ部屋に監禁されていた犬10匹の糞尿まみれだった。

 28日の警察発表によると、この男は母親と身体障害者の女きょうだいに対する不法監禁、虐待、重大な脅迫、傷害の容疑で逮捕された。

 男は時折2人に外出を許すことがあったという。2人はその機会を利用して警察に行き、訴え出た。男は2人をロープで縛り上げた上、自分の許可なしで排せつすることを認めず、さらに常日ごろから2人を銃やなたで殺すぞと脅していたという。2人が逃げるのを防ぐため、部屋のドアには外鍵が付けられていた。

 また警察によると、男は自分が自宅にいる間は2人に食事もさせなかった。警察は「つまり彼が3日間自宅にいれば、被害者たちは3日間食事をとれなかったということだ」と述べた。「捜査官らが容疑者宅を捜索したとき、被害者らは寝室2部屋を犬たちと共用しており、被害者も犬たちも糞尿まみれだった。被害女性らはトイレの使用を許されず、バケツに用を足していた」という。

 この監禁がいつ始まったのかは明らかになっていないが、警察によると、母親はここ数か月で体重を20キロ落とし、「酷い見た目で、おぞましい衛生状態」の中に置かれていたという。(c)AFP