【6月29日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、全米女子プロゴルフ選手権(KPMG Women's PGA Championship 2018)は28日、イリノイ州キルディア(Kildeer)のケンパーレークGC(Kemper Lakes Golf Club)で開幕し、韓国の朴城炫(Sung-Hyun Park、パク・ソンヒョン)が6アンダー「66」で首位発進した。

 初日のラウンドで正確なドライバーショットを披露した朴は6バーディー、ノーボギーの好スタートを切り、カナダのブルック・ヘンダーソン(Brooke M. Henderson)をはじめ、米国のジェイ・マリー・グリーン(Jaye Marie Green)、ジェシカ・コルダ(Jessica Korda)、ブリタニー・アルトメア(Brittany Altomare)の4人を5アンダーの2位に抑えた。

 昨年の全米女子オープン(US Women's Open Championship 2017)でメジャー初制覇を果たしている朴は、「スコアに表れている通り上出来でした。そういうときは、本当に最高の気分です。きょうのコースはかなり湿っていましたが、やりやすいと感じました。ラウンドが進むにつれて温度が上がり、プレーも難しくなっていくでしょう。メジャー大会なので、緊張感も増していくでしょうが、全力を尽くします」とコメントした。

 4アンダーの6位タイグループにはチャーリー・ハル(Charley Hull、イングランド)、ラエティティア・ベック(Laetitia Beck、イスラエル)、モリヤ・ジュタヌガーン(Moriya Jutanugarn、タイ)、モダミー・ルブラン(Maude-Aimee Leblanc、カナダ)が続いた。

 さらに、首位から3打差の10位タイグループには、アレーナ・シャープ(Alena Sharp、カナダ)、エイミー・オルソン(Amy Olson、米国)、イ・ミンジ(Minjee Lee、オーストラリア)のほか、メジャー通算2勝の柳簫然(So Yeon Ryu、ユ・ソヨン、韓国)、そして前週の大会で優勝した19歳の畑岡奈紗(Nasa Hataoka)の5人がひしめいている。(c)AFP