【6月29日 AFP】インドネシアの人気観光地バリ(Bali)島のアグン山(Mount Agung)の噴火を受けて、同島の国際空港が閉鎖された。当局が29日、明らかにした。当局によると噴煙は約2000メートルの高さにまで上がっている。

 噴火は28日に始まった。一人のパイロットから噴煙の高さが約7000メートルに達したとの報告があったことを受けて、バリ(ヌグラライ、Ngurah Rai)空港は29日午前3時(日本時間同4時)から少なくとも同日午後7時(日本時間同8時)まで閉鎖される。空港の広報担当者によると午後7時に再検討を行い、場合によっては閉鎖が長引く可能性もあるという。

 バリ島東部のアグン山の噴火の影響で、エアアジア(AirAsia)や豪ジェットスター(JetStar)の便など少なくとも48便が欠航。8000人以上の乗客が影響を受けた。(c)AFP