【6月29日 AFP】インド商都ムンバイ(Mumbai)の人口が密集した地区で28日、小型機が建設現場に墜落し、乗員4人と地上で巻き込まれた1人を含む5人が死亡した。

 災害管理当局によると、墜落した機体は12人乗りの小型機で、当時4人が乗っていた。目撃者の話によると、建設途中の建物に機体が衝突し、「大きな爆発音」が聞こえたという。

 地元の報道専門局NDTVはある男性の話として、「大きな爆発があった。近くの木に火が燃え移り、炎が道路に広がった」と伝えた。

 インド民間航空総局(DGCA)によると、小型機はジュフ(Juhu)の仮設滑走路から離陸し、試験飛行をしていたという。

 DGCAは「操縦士2人と航空機整備士2人が乗っていた。搭乗者全員と共に、地上にいた1人が死亡した」と発表。

 当時、雨は降っておらず、天候が墜落の原因とはみられていない。(c)AFP/Vishal MANVE